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【利家とまつ〜加賀百万石物語〜】 13 – 16話 『 人気テレビシリーズ』- Toshiie and Matsu (2002) Episodes 13 – 16 FULL HD

by MOEPPP



#利家とまつ〜加賀百万石物語〜
#Toshiie and Matsu
『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』(としいえとまつ かがひゃくまんごくものがたり)は、NHKで2002年1月6日から12月15日にかけて放送された第41作目のNHK大河ドラマ。

作品内容と反響
織田信長・豊臣秀吉に仕えて加賀藩主前田家の祖となった前田利家と、その妻・まつを中心に戦国群像を描いたドラマ。主演の唐沢寿明は1989年放送の『春日局』以来の出演、まつ役の松嶋菜々子は大河ドラマ初出演であった。原作・脚本[1] の竹山洋は『秀吉』以来の脚本担当であった。

「戦国最強のホームドラマ」と銘打たれ、利家とまつ、秀吉とおね、佐々成政とはる、という3組の夫婦の交流と競争を軸にドラマが組み立てられる。大河ドラマで初の女性による制作統括を任された浅野加寿子が「二人から始まる加賀百万石ストーリー」をキャッチフレーズに、戦国の女は男性の陰に隠れがちだが実際はもっと強かったに違いないとの仮説で、まつをクローズアップし夫婦の物語にしたと語っている。夫婦の名前をタイトルにするのは、これが初めてであった[2]。

民放のトレンディドラマで活躍するような若手俳優を多く起用し、特に入籍直後の反町隆史と松嶋の共演が話題を集めたこと、そして唐沢、松嶋の2大スターのダブル主演ということもあり高視聴率を記録した。脚本は、織田家中を若々しく強烈な意志で戦国を生きる傾いた人物たちとして描いていき、最後に残った利家が生き証人として、その生き方を示す形で締め、配役の新鮮さを活かしつつ重厚な印象となった。一方、まつを演じる松嶋を婚姻前という早い段階から無理矢理登場させたり[3]、歴史の名場面にまつが登場するようなやや強引な展開もあったことから、2ちゃんねるをはじめとした当時のインターネット上での評価は低く、「大河の質を下落された元凶」と批判の声も多い。「わたくしにお任せくださいませ」というまつの台詞は、まつが物事を解決する際に使用する決め台詞であり、流行語にもなっている[4]。織田信長を演じた反町については、唐沢は「歴代最高の信長」、竹山は「優しさが加わった今までにない信長像が出来ました」と称賛している。

桶狭間の戦いの描写は、今川義元のイメージこそお約束のものであったが[5]、合戦シーンについては新説に基づいて、桶狭間山を駆け上がる設定になっている。ただし、番組中でナレーションで行われた兵力比較が「今川軍7万人」と「織田軍2千人」という大きく誇張された数字になっていた。

前田家の地元の石川県は、1998年に「NHK大河ドラマ『加賀藩前田家』誘致推進委員会」を金沢市と発足し、誘致運動を推進してきた。放映中の2002年には、「加賀百万石博」を開催した[2]。オープニングテーマには金沢市に本拠を置くオーケストラ・アンサンブル金沢が起用された。

平均視聴率は22.1%、最高視聴率は27.6%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)[6]。石川県では平均視聴率は40.5%だった(ビデオリサーチ社の独自調査による)。なお、本作から日曜夕方にNHKデジタル衛星ハイビジョンでの放送が始まり、視聴が分散しているとみられる[要出典]。

2006年度の大河ドラマ『功名が辻』では、唐沢寿明が同じ前田利家役で1話のみ“再登場”している。

現在完全版のDVDが発売されており、NHKオンデマンドで本編放送回の視聴ができる。

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