慈恵病院は８例目の内密出産を公表　子どもは乳児院に一時保護（熊本） (23/01/05 18:30)

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熊本市にある慈恵病院は去年１１月、８例目となる内密出産があったと５日、発表しました。しかし出産した女性は自ら育てたい気持ちもあり生まれた子どもは乳児院に一時保護されている状況です。

【慈恵病院　蓮田健理事長】
「１１月に内密出産が発生しました。これが８例目になる」

慈恵病院によりますと、去年１１月に出産した女性は　東日本在住の成人で内密出産を希望し病院の相談室長にのみ健康保険証のコピーを提出して退院しました。

内密出産は今回で８例目となります。

女性は自ら育てたい気持ちもあり退院後、両親に出産を打ち明けたもののいまだ葛藤していて生まれた子どもは乳児院に一時保護されている状況です。

【蓮田健理事長】
「無事な出産まではできたと思う。ただその後の母子の幸せという漠然としたレベルになると力及ばす無力感を感じてしまう」

慈恵病院は引き続き女性の意志を確認したいとしています。