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10年ぶりに発掘調査が進められている佐賀県の吉野ケ里遺跡で先月出土した墓が、邪馬台国があったとされる時代の有力者のものである可能性が高いと発表されました。
10年ぶりに発掘調査が進められている佐賀県の吉野ケ里遺跡で先月出土した墓が、邪馬台国があったとされる時代の有力者のものである可能性が高いと発表されました。
会見で発表した佐賀県の山口知事は、「我々は非常に興奮して、ときめいていてこれからどうなるんだろうと」と話しました。
先月末、吉野ヶ里遺跡で見つかった墓は全長3.2メートルの石棺墓で、邪馬台国の時代と重なる、弥生時代の後期のものと分かりました。
見晴らしの良い丘の上にひとつだけあり、規模が大きく、蓋に意図をもって刻まれた線があることなどから、身分の高い人の墓の可能性が高いと見られています。
佐賀県は、来月5日に蓋をあけて調査することにしています。