☆テーマ
イントロダクション
企画の経緯
『そして僕は途方に暮れる』の第一印象
舞台『そして僕は途方に暮れる』との比較
三浦大輔監督にとっての舞台演劇と映画
物語の着想
”菅原裕一”という名前
キャスティング
三浦大輔監督の演技指導
舞台『そして僕は途方に暮れる』からの変化
演劇の緊張感
菅原裕一と藤ヶ谷大輔監に共通する魅力
『そして僕は途方に暮れる』を通して伝えたいこと
☆ 作品紹介
『そして僕は途方に暮れる』
https://happinet-phantom.com/soshiboku/
☆ イントロダクション
三浦大輔の作・演出、「Kis-My-Ft2」の藤ヶ谷太輔主演で2018年春にシアターコクーンで上演された舞台「そして僕は途方に暮れる」を、舞台に続き三浦と藤ヶ谷のタッグで映画化。
自堕落な生活を送るフリーターの菅原裕一には、長年同棲している鈴木里美という恋人がいるが、あることをきっかけに彼女を裏切ってしまい、里美と話し合うこともなく家を飛び出してしまう。親友の今井伸二、バイト先の先輩・田村修、学生時代の後輩・加藤、姉・香、母・智子のもとを渡り歩く裕一は、バツが悪くなるとその場を離れ、あらゆる人間関係から逃げ続けていく。そんな中、裕一が出会ったのは、偶然に家族から逃げていった父・浩二だった。父との出会いにより、裕一の中で何かが少しずつ変わり始めていくが……。
三浦がメガホンを取り、藤ヶ谷が裕一役で主演を務めた。
☆ スタッフ
監督:三浦大輔
出演:藤ヶ谷太輔、前田敦子、中尾明慶、豊川悦司、原田美枝子、香里奈、毎熊克哉、野村周平ほか
☆ 監督紹介
1975年生まれ。演劇ユニット「ポツドール」を主宰し、センセーショナルな作風で演劇界の話題をさらう。2006年「愛の渦」で第50回岸田國士戯曲賞を受賞。2010 年パルコ・プロデュース「裏切りの街」(作・演出/2022年に新国立劇場で再演)、 2013 年「ストリッパー物語」(原作:つかこうへい、構成・演出/シアターイースト)、2015年シアターコクーン・オンレパートリーで、ブラジルの巨匠ネルソン・ロドリゲスの戯曲「禁断の裸体」を演出し、高評価を得、2016 年舞台「娼年」で演出家としての地位を確固たるものとする。「そして僕は途方に暮れる」 (主演:藤ヶ谷太輔)舞台版は、2018年Bunkamura シアターコクーンで上演された。最新オリジナル作は 「物語なき、この世界。」(シアターコクーン/2021)。
映画監督としては、2003 年『はつこい』で第25回ぴあフィルムフェスティバル審査員特別賞を受賞。2010 年『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(原作:花沢健吾、脚本:三浦大輔)で商業映画監督デビューを飾り、2014年自作で岸田戯曲賞受賞作『愛の渦』を映画化する。2016年『何者』(原作:朝井リョウ)、2018 年『娼年』(原作:石田衣良)で監督・脚本を務め、その演出力、表現力が高い評価を得た。また、パルコ・プロデュース公演の自作「裏切りの街」は2016年にdTVで配信ドラマ化。この作品は、異例の劇場公開も果たした。
5 comments
そし僕についての三浦監督のお話はあちこちで伺いましたが、この対談が一番語り尽くされている感じがしました。
どうしようもないのにどこか憎めない裕一像は、藤ヶ谷くん自身の人の良さが生んでいるところもあるのでしょうね。ホントにもっと注目されていい人ですよね!
映画観ました!見る前は暗いのかなって思っていましたが、私はかなり笑わせてもらいました!めちゃくちゃ面白かった!私も弟がいるので、香里奈さん演じる、かおりさんにすごい共感しながら観てました!!観て良かったです!!
1:03:18
舞台挨拶の時の回に見させていただきました。藤ケ谷さんのひたすら逃げる姿、家族に泣きながらごめんなさいごめんなさいって言う姿に深い深い意味があると想いました。そして彼女役の前田さんの怖かったんだよねゆうちゃんは。と語り出した時、号泣でした。奥が深い物語でした。辛いな
舞台から映画を見て、色々考えていました、監督のお話を聞いてしっくりきたのと今回藤が谷さんを器用した理由など、とても興味深い内容でした!