知床沖で26人の乗せた観光船が沈没した事故から、まもなく1年。今も行方不明の乗客を待つ家族の思いを聞きました。
家族が行方不明の男性:「今は夢でしか会えないし、そういう記憶をとどめておきたいなと思って」。
長男とその母親の行方が今も分からない、十勝地方に住む男性。2人が出てきた夢の内容をノートにつづり続けています。
ノートの内容:「久しぶりに夢を見た。内容をあまり覚えていないけど、何気ない日常だった。やっぱり会えなくなるのが分かっていて、後ろから抱きしめた」。
この1年、もっと早く助けられたはずだという思いを抱き続けています。
男性:「救助の空白地帯だったにもかかわらず、ずっと放置してきたんですよね。1時間以内に到達していたら、そこで救われる命はあったんじゃないかなって」。
あの日、現場海域に最初にヘリが到着したのは、通報からおよそ3時間後の午後4時15分。当時の海水温は4℃。生存できる限界は1時間半とされています。
今月、海上保安庁の釧路航空基地で行われた訓練。知床での事故を教訓に、ヘリコプターで人命救助にあたる「機動救難士」が新たに配置されたのです。
これにより、知床を含む道東は出動要請から1時間以内に駆け付けることができるようになります。しかし、道北の一部は今もそのエリアから外れ、「救助の空白地帯」のままです。
男性:「事故が起きた途端に配属できるなら、最初からやれって。なんで事故が起きてからじゃないと何もやらないんだよって思いました。もしかしたら行方不明者も出なかったんじゃないかとか、今より少なくなってるんじゃないかって、それはすごく思います。すごく残念ですよね」。
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15 comments
サービスを提供する側、審査する側も含めた道民の性格のずさんさ、クマが怖いという理由で探索エリアを絞った道警の怠慢も背景にある。道民は一人一人が深く反省をしていかなければいいけません。北海道を代表し謝罪申し上げます。
夢でしか会えないのは悲しすぎるな
まさかこんなことになるとは。
悲しい出来事だけど、救助体制だけが足りなかったのではないと思う。
海上保安庁に責任転嫁するのは違う気がする。誰かのせいにしないと気持ちが持たないのは理解できるけど、捜索救助に当たる側にかける言葉ではない。なんか韓国のセウォル号の遺族を思い出してしまった。
訳がわからないよ
あの社長も林道いってくんねーかな
事故が起きてからじゃないと何もやらないというがそれは自分達も含めてではないのか?
タイタニックとか見て分かっていたはずなのに今回の事故が起きて初めて冬の海の危険性に気づいていないか?
この事故が起きる前から冬の遊覧船は危ないと言っていた人だけが何もやらないと言える事じゃないのかな。
俺は全く違う業種だが自分の職域範囲で事故の検証を再確認したが果たしてこのニュースで実際に再検証した人達がどれだけいるんだろうか。
同じだけではなく似たような過ちも繰り返さない事がせめてもの被害者へ対する弔いになるのではないでしょうか。
例えば飲食店であれば地震・火災時の避難誘導など今一度再確認をお願いしたい。
夢に出なくなったら、今度は妄想で満足してくださいね
1時間以内に到着とか無理すぎる話、気持ちは分からないでもないが、だったら遊覧船なんかに乗るなよ。
夢でしか会えない。しかし、夢で出てきてくれるのは、せめての、救い。 まだ昨年の今は、生きていたんだな。たのしんでたんだな😢
すぐに現場に急行できなかった原因は距離と天候にある。
悪天候になり海が荒れることがわかっていたから漁師たちは午前中で引き上げたわけで、
「荒れるから出ない方がいい」という仲間の再三の忠告を無視し、尚且つハッチが閉まらない状態の船で出航したことが問題なのであって、海保に責任転嫁するのは違うと思う。
2:26 日本では、そんなもん。
大事にならな役人は、動かない。
社長は現実世界で会えるのにね。
あっ、逃げ回るか。
救助の空白地帯を埋めたら税金取られまくるけど文句言わないの?この人