【今週のテレビドラマ】夏ドラマ全体としての評価は！？

「この素晴らしき世界」は鈴木京香さんから若村麻由美さんに主役交代があったそうです。そして主役交代といえば再び黒澤明監督の「影武者」を思い出しますね。四十数年前に勝新太郎さんがこの映画を降板したとき本当にガッカリしたのを憶えています。もちろん代役の仲代達矢さんも素晴らしかったですが、しかしもともとこの作品は勝新さんを念頭において脚本も書かれたという事なので是非とも勝新太郎主演の「影武者」をスクリーンで見たかったのでした。そんな訳で「この素晴らしき世界」当初決定していた鈴木京香さんが主役を演じていたらどうなんだろうとか気になっちゃいますね。そしてまた「この素晴らしき世界」と「影武者」は両方とも顔形がそっくりな一般人が重要人物になり変わるお話で、さらにどちらもその舞台裏で主役の交代劇があったという、そんな共通点に何か不思議な偶然性を感じました。

「この素晴らしき世界」
鈴木京香の降板が一般に知られていなかったら代役はどうなったか？
正直若村麻由美では演技は別に失礼ながら格落ち感ありますね。
ただTさん同様意外に面白いと思います。
フジはキャストで不運が続きますね、内容は置いといて深田恭子で代役、比嘉愛未主演とかもありましたからね。

「量産型リコ」
安定感あるゆるさが楽しい。

「トリリオンゲーム」
福本莉子のトリリンリン？の24時間営業ｗ
目黒くんは私は「silent」『私の幸せな結婚』しか知らないので多才な人だなと見ています。

「初恋、ざらり」
小野花梨は彼女の持つ空気間とかは本当に独自固有で宛て書きに見えてています。

「どうする家康」
最初の信長が襲われたシーンは伊賀者？と思い。新説：本能寺を描くのかと思いきや・・・
あれはやはり夢幻ですかね？光秀の本能寺の変を起こす理由で信長だけではなく嫡男の信忠も討てるという
セリフがあったのは好感をもてます。信忠をやれなければ秀吉の天下があったかは微妙だと思います。

「真夏のシンデレラ」
ネタ枠で楽しめますねｗ

「こっち向いてよ向井くん」
33歳男で彼女作りたいは、設定上の無理を最初から感じていました。
年齢的に言えば結婚前提では無いとかなりハードル高い！そういう意味では草間サワ子迎えての結婚前提は
ストーリー的には自然ですが・・・・とはいえ初回にみられた向井くんの勘違いを波留が指摘する演出が
消えるのは、この作品　色々な意味で迷走しているのか？と思います。
今回のマドンナとの話を破綻させ生田絵梨花が真のヒロインとして出ないとダメな気がします。
期待持っていたのですが今回で方向性が分からないドラマになったなぁと。

ーーーー全般的に本当に中だるみが目立つ週でしたーーーー

ネットフリックスなどサブスクは高い水準のものを求めますね。
地上波はNHK除いて査定は低いです、そもそもスポンサーありきが多いですからね。
ただ「VIVANT」は打倒ネットフリックスの勢いで制作しているとは思います。
ただ今後の展開はとしては結局自社のサブスク、TBSなのでパラビに呼び込みたいという気持ちでは無いでしょうか？

自分は夏ドラマは春ドラマより多種多様で面白さを感じて楽しんでいますね。
◎にの値するのはGP枠だと「ハヤブサ消防団」「トリリオンゲーム」　深夜枠だと「初恋、ざらり」「なれの果ての僕ら」
ですかね。

今週一番の不満はドラマの良し悪しではなく、スポーツのビッグイベントがあると簡単にドラマが飛ばされてしまうこと　「シッコウ」も「ハヤブサ消防団」も「警部補ダイマジン」もなかった　ドラマの２〜３回って登場人物への親しみが増すかどうかの大事なところなのに一週飛ぶとイッキに気持ちが冷める　まあドラマがなかなか二桁取れない時代になってスポーツの生中継に勝てないのは仕方ないと思うんですが、一方でＴＶerで見られることを宣伝しつつ、相変わらずリアルタイムの視聴率だけしか評価基準がないのっておかしくないですか？皆さんには不評の「VIVANT」ですがＴＶerのお気に入り登録数は凄いみたいですよ　でもウチは毎朝「あまちゃん」見ることで一日が始まる生活なので、これを超えるようなドラマってそりゃあ簡単には作れんよねーって思ってしまう　そしてJアラートでも出ない限り毎日必ず放送のある朝ドラ枠って大事なんだなあと

『ハヤブサ消防団』私がそういうの選んでるせいもあるんですけど なんか今クールは なつかしい感じのドラマが多い気がします。ハヤブサも かつての２時間ミステリーの延長みたいですが 連ドラで今どきそういうのは ほとんど見ないので いい処に目をつけたと思います。 竹内さんの仰る通り主演の中村倫也さんのキャラクター設定が絶妙で 今季１番ワクワクして視ています😊

『この素晴らしき世界』先週も書きましたが 若村麻由美さんが地上波連ドラで20年ぶりの主演とは思えない透明感。筋も２話に進み、妙子が若菜絹代になりきるのを決意し チャレンジすることでタイトル通り世界が広がる愉しさが伝わってくる。周りも芸達者で固めていて盛り上げる様も自然で 私の事前の想定より上をいっていて 脚本の烏丸マル太さんは謎だが、噂通りの京都にゆかりのあるあの作家だとしても不思議ではない順調な出足だ🙂

『どうする家康』本能寺の変は ３年前の麒麟がくるでハセヒロの光秀を主役にして最終回のクライマックスで放送したのが記憶に新しい今に 同じ主題で見せるというのは元々ハードルが高く同情すべき点はある。どうする家康のターニングポイントは 遡るが 瀬名を善人にした事にあると思う。瀬名の喪失で家康は信長殺しを企図せざるを得なかった。また光秀メインではないので描写に尺をとれず 光秀が変を起こす説得力に欠いたのは仕方がない処か。けん引してきた一角の岡田信長が居なくなって少し寂しい。妹の北川景子・お市の退場も間近に迫っているようだ🤔

『VIVANT』２話も荒唐無稽な筋は変わりないようですね。まぁ昨今は他のドラマが洗練され過ぎているので こういうムダも楽しんで見てます。２話は檀れいさんの大使ぶりと 見かけと違うダークさが良かったです。別班は当時の菅官房長官は否定したようですが 家康と服部半蔵みたいなもので隊がある以上 諜報活動は付き物ですからね💦💦

VITANT個人的に面白くて好きですね。
ほんとにドラマになにを求めるかによって変わってくると思います。

「ヴィヴァン」
“ヴィヴァン≒別班”は、その前に”別館≒ヴィカン”と言う前振りがあったので一応説得力はあると思いましたけど。そっちがそもそもあり得ないと言う言語学的意見であれば何とも言えないけど。
ただ確かにここから”別班”に深入りするような陰謀論的展開だったらちょっと勘弁ですけどね😅
私としては気弱な方の堺雅人視点からヒッチコック風巻き込まれ型サスペンスに見えたので「北北西に進路を取れ」のジョージカプランみたいな一種のマクガフィンなのかな？と思ってましたけど、”ヴィヴァン”って。
そもそも背広で砂漠から始まると言うリアリティ無視のシチュエーション活劇なので、指摘されてた地下通路の照明バキバキ🤣とかは全然気になりませんでしたね。少なくともわかりやすすぎの毒親やキレながらの説明セリフ等の「最高の教師」よりは自分にとっては合ってました😅。
ただ日本に戻っちゃうと一気にいわゆる日曜劇場化しちゃうのかな。ずっと海外でもいいんだけど😅

「あまちゃん」
アキと春子とひろ美、夢の中では有村架純、無頼鮨ではKyon2、どっちも奇跡の3ショットですね😄紅白のあまちゃんコーナー、確か最終回+1話のドラマ仕立てだったような記憶が。

「やさしい猫」最終回
ほぼ完全な法廷劇で見応えありました。入管側で法を遵守しているだけなんだけど麻生祐未が冷徹に見えてね😅