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【エノケン】私の青空 My Blue Heaven

by MOEPPP



1936 きゅうくつな我が家@エノケンの千万長者
1968 私の青空 My Blue Heaven

My Blue Heaven は1927年にアメリカで出版され、1928年にクルーナーであるジーン・オースティンの歌唱で大ヒットし、26週間に渡りチャートの13位以内にランクインし、500万枚を超える売上を記録した。

この歌はそれ以来スタンダード・ナンバーとなり、‎1927年12月16日にNHK東京放送局の番組内でJOAKジャズバンドによる演奏で流れ、1930年2月21日に青木晴子の独唱によって歌入りで流れた。

1928年9月、堀内敬三が訳詞した「青空」は、二村定一、天野喜久代、榎本健一、高田渡などが唄ったものが有名。榎本健一のモノマネで財津一郎が歌っていることでも有名。

堀内敬三の訳詞は家族の団欒、夕暮れに家路へと着くひとときを唄っている。歌詞の一節、「狭いながらも楽しい我が家」はマイホーム主義のはしりともいわれ、暖かい家庭を表す言葉として、歌を離れても随所で使われている。

榎本健一は、1936年の映画『エノケンの千万長者』の挿入歌としてオリジナル訳詞の「きゅうくつな我が家」を歌った。このバージョンは2003年発売のCD『エノケンのキネマソング』に収録。

2008年公開の映画『うた魂♪』劇中には、主人公らが喫茶店で榎本健一の「エノケン芸道一世」に収録されているこの歌を聞き、合唱するという場面がある。伊武雅刀が「私の青空 MY BLUE HEAVEN~CHEEK TO CHEEK」としてカバー。2008年発売のアルバム『伊武のすべて』に収録。

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