☆テーマ
☆ 作品紹介
『無情の世界』
https://studio-nayura.com/mujo/
☆ イントロダクション
「教誨師」の佐向大、「東京無国籍少女」の山岸謙太郎、「POP!」の小村昌士の3人の映画作家が、「現代の憂鬱、日常生活の冒険」をテーマに撮りあげたオムニバス映画。
唐田えりかを主演に迎え、重罪を犯した女性と彼女を取り巻く男たちが織りなす一夜の冒険をサスペンスフルに描いた佐向監督作「真夜中のキッス」、俳優の渡部龍平が自らを主人公に脚本を執筆し、雑居ビルのオーディション会場で些細なすれ違いから起こるトラブルをコミカルにつづった山岸監督作「イミテーション・ヤクザ」、白石優愛が主演を務め、恋愛術講座と護身術講座という正反対の市民講座が開かれているレンタルスペースで始まる恋の行方をエキセントリックな展開で描いた小村監督作「あなたと私の二人だけの世界」の3作品で構成。
俳優・小林且弥が立ちあげた映像プロジェクト「STUDIO NAYURA」の第1回製作作品。
☆ スタッフ
監督 / 佐向大、山岸謙太郎、小村昌士
出演 / 唐田えりか、栄信、小野莉奈、渡部龍平、田中俊介、野中隆光、白石優愛、大友律、内田慈ほか
☆ 監督紹介
佐向大
1971年、神奈川県生まれ。地元・横須賀を舞台にした自主制作のロードムービー『まだ楽園』(06)が各方面から絶賛され初の劇場公開。2010年、『ランニング・オン・エンプティ』で商業映画デビュー。本作のプロデューサーとして企画・製作を手がけた小林且弥が主演を務めた。その他の監督作品に大杉漣最後の主演作となった『教誨師』(18)、一部でカルト的熱狂を生んだ犯罪映画『夜を走る』(22)など。脚本作品に、『休暇』(08/門井肇監督)、『アブラクサスの祭』(10/加藤直樹監督)などがある。
山岸謙太郎
1977年、長野県生まれ。2007年、自主映画『キクヲドロボウ』が上海国際映画祭パノラマ部門で受賞しデビュー。2012年、『東京無国籍少女』がアクションムービーコンペで審査員長を受賞し、同コンペ審査委員長だった押井守監督によりリメイクされる。映画に限らず、TVゲームやドキュメンタリーなど様々な分野で活躍。ほかの監督作に『三十路女はロマンチックな夢を見るか?』(17)などがある。
小村昌士
1992年、大阪府出身。これまでに数本の監督作と脚本作、また役者としての出演作がある。脚本として参加した大学の卒業制作作品『APOLO』(15/近藤啓介監督)が第28回東京学生映画祭入選。同じく脚本として参加したCO2助成作品『食べられる男』(16/近藤啓介監督)がニッポンコネクション2016ニッポン・ヴィジョンズ審査員特別賞を受賞。21年、初の長編監督映画『POP!』はMOOSIC LAB[JOINT]2020-2021グランプリ・最優秀女優賞を受賞した。