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まほろば跋渉記#55 大峰山脈・天和山界隈 五代友厚ゆかりの天和鉱山 中腹に眠るその坑口を探して

by MOEPPP



弥山、八経ヶ岳とともに近畿の屋根を形成する明星ヶ岳から天川村役場に向かって落ちる長い尾根の中ほど、栃尾辻から西へ猿谷ダムに向かってこれまた長〜く延びる尾根の一角にあり、奈良県天川村と今は五條市となった旧大塔村との村界上に位置する天和山(てんなさん)。
その天和山の北側中腹にあったのが天和鉱山で、‟大阪の恩人”とも云われる明治の政商・五代友厚は国内に26もの鉱山を有しましたが、その五代が最初に手掛けたのがこの天和鉱山(天和銅山)でした。
登山口には「天和鉱山跡」についての立派な解説板が設置され、また今は鉄柵で塞がれた坑口や焼鉱炉の跡が山中に遺されている様子がネットでも散見されることから、天和鉱山の明確な位置はネット上ではわからなかったもののきっと簡単に見つかるだろうと思っていたのですが…。

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2 comments

Mm November 9, 2023 - 6:33 am

まほろばさん今日は!鉱山跡が見つかり良かったです‼️30数年前に168号宗川野から49号西日裏、笠木にドライブ中に偶然西日裏の知人に会い御手洗渓谷に行きました。笠木峠付近には鉱山跡があり時々人影👤が見えると聞き、帰り五條市から河内長野迄310号迄一度も対向車両もなく怖い思いをして大阪に帰って来た事を思い出しました。後編期待しています‼️

かまるじゃばる November 9, 2023 - 11:46 am

すごい!執念ですね!見つかってよかったです。
まほろばさんのお陰で、自分ではとても探せないものが見れて、めちゃくちゃ得した気分です。
私はこういう遺構を見つけたとき、
「誰が最後にこの柵をたてて鍵を閉めたんだろう。その人はどんな気持ちだったのかなあ。」
と、思い描いているだけで楽しく切ない気持ちで満たされます。

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