主演・橋本愛×新鋭・山本英、『熱のあとに』から「悲劇がこういうものだって初めて思った」沙苗から明かされる過去によって沙苗の“愛し方”の始まりが垣間見える本編映像解禁!!
今回解禁したのは、婚姻届を出した帰り道、湖畔を散歩しながら健太が沙苗の左手の薬指に結婚指輪をはめるシーン。沙苗は指輪のサイズが緩く「ゆるゆる」と優しく笑う。
「ずっと気になってたんだけどさ、それって傷?」と沙苗の左手の傷について尋ねる健太。その傷は沙苗が中学2年生の時、友人に「結婚線がないから家族に恵まれない」と言われたことがきっかけで、沙苗自らの手で彫刻刀で結婚線を作ろうとしてできた傷だという。「初恋だった佐々木君とどうしても結婚したかったんだよね」「でも結果“イカれすぎ”って振られた」と遠い目で薄っすらとほほ笑みながら語る沙苗。その言葉に吹き出して笑う健太。「悲劇ってこういうものなんだって初めて思った」と続ける沙苗に、「(結婚線を)彫ったのも無駄じゃなかった」と歩み寄りながら微笑む健太。すると沙苗は健太の肩を優しく叩き「行こ、小泉さん」と手を繋ぎ二人で仲良く歩き出した。
愛したホストを刺し殺そうとした過去をもつ沙苗を、普通の生活へ引き戻してくれる健太の温もりが十分に伝わってくるが、沙苗から明かされる“左手の傷の過去”によって、沙苗の“愛し方”の始まりを伺うこともできる本編映像となっている。自らが信じる愛を躊躇なく振りかざし、燃え広がっていく沙苗の激情は果たしてどのような結末をむかえるのか…。
2019年に起きた新宿ホスト殺人未遂事件にインスパイアされ、見るものを翻弄する愛の物語を創り上げたのは、東京藝術大学大学院で諏訪敦彦、黒沢清らに師事した新鋭・山本英。本作が満を持しての商業デビュー作となる。自らが信じる愛を躊躇なく振りかざす沙苗を、あなたは受け入れることができるか――。
『熱のあとに』は2024年2月2日公開
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