【監督・撮影・脚本・編集】奥山大史×【出演】池松壮亮×【主題歌】ハンバート ハンバート、誰も観たことがない”新しい”日本映画『ぼくのお日さま』予告編が解禁!
『僕はイエス様が嫌い』(2019)で、史上最年少となる22歳で、第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史監督の商業映画デビュー作『ぼくのお日さま』(9月公開)。本作は、雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川の3人の視点で紡がれる物語。
これまで池松壮亮が演じるコーチ荒川役のみが発表されていたが、この度、30秒予告と場面写真の解禁と合わせて、タクヤ役とさくら役が発表となり、池松が《この世界の光の粒のような二人の才能に出会えました》と称賛する越山敬達(こしやま・けいたつ)と、中⻄希亜良(なかにし・きあら)の出演が明らかになった。
本作の主人公で、すこしばかり吃音をもつホッケーが苦手な少年のタクヤ役に大抜擢されたのは、本作が映画主演デビューとなる越山敬達。
ドラマ『天狗の台所』(23)にメインキャストとして初出演し、アーティスト・演劇集団のEBiDAN(恵比寿学園男子部)の研究生「EBiDANNEXT」としても活躍する、フレッシュな才能溢れる14歳。スケートは4歳から経験があったが、劇中で披露するアイスホッケーとアイスダンスは初めて挑戦したという越山。ホッケーはスケートと靴が違い、アイスダンスも音楽に合わせ多種の滑走を伴うが、もちま
えの運動神経で、どちらも習得に必要とされる時間の半分以下の日数で習得した。
そして、フュギュアスケートを学ぶ少女・さくら役には、本作が演技デビューとなり、フランス語、英語も堪能のマルチリンガルでもある12歳の中⻄希亜良。
演技は本作が初めてだが、4歳から現在までフィギュアスケートを習い、シングルの他に、アイスダンスでは全日本フィギュアスケートノービス選手権大会にも出場経験があるフィギュア上級者。本作出演のきっかけは、キャスト募集を知ったスケートのコーチからの勧めで応募し、100名以上が参加したオーディションを経てヒロインに大抜擢された。また、さくらの母親役として山田真歩、タクヤの友人役として潤浩(ゆんほ)が出演していることも明らかに。
今回、解禁となった30秒予告は、田舎町のスケートリンクでコーチの荒川が、タクヤとさくらに、ペアでアイスダンスを練習しようと提案するところからはじまる。
吃音をもつホッケーが苦手な少年、選手の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少女。3人の雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない小さな恋の物語を映し出し、ハンバートハンバートによる主題歌「ぼくのお日さま」があたたかく包み込む映像に仕上がっている。
『ぼくのお日さま』は2024年9月公開
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