2015年5月27日の初公開以降、毎年同日の5月27日にシネマート新宿で上映されてきた映画『ソレダケ/that’sit』だが、今年も10年連続となる同日上映が正式決定、そしてこれが最期の復活上映となることも決定した。
本作は『狂い咲きサンダーロード』『爆裂都市 BURST CITY』の石井岳龍監督(aka石井聰亙)が、バンド bloodthirsty butchers(ブラッドサースティ・ブッチャーズ)のリーダー、故・吉村秀樹からの熱烈なラブコールのもと完成させた爆音暴走映画。
染谷将太、水野絵梨奈、渋川清彦、村上淳、そして綾野剛という強烈な個性派キャストが全篇にブッチャーズの楽曲、音が鳴り響くなか全力疾走と拷問、罵詈雑言の応酬、血まみれの銃撃戦を展開。生きることへ執着心と、世の中の歯車にすらなれないもどかしさと虚しさが交錯する、石井岳龍監督ならではの濃くて危ない、激烈な描写の連続で、ブッチャーズの持つ激しさ=<攻撃的無常感>から導き出される人間の意地を描いた映画だ。
【あらすじ】
戸籍を奪われ、アンダーグランドでもがく大黒。この底辺から抜け出す最後の手段として、裏社会の調達屋、恵比寿の財布を奪うが、予期せずハードディスクを発見する。その中には家出人、ホームレス、風俗嬢たち、地下な人々のビジネス売買用戸籍情報が詰まっていた。大黒はそれを隠すが、恵比寿に追われあえなく監禁される。しかし、そこには風俗嬢、阿弥が拘束され横たわっていた。何とか脱出し、ダークサイドに生きる知人、猪神に助けを請う2人だが、再び監禁され、謎の極悪ギャングのボス千手による拷問の中で大黒の過去にまつわる宿命の謎が明かされる。もがき苦しんでも決して抜け出すことができなかった負のループが導いた先で大黒は、彼を束縛する宿命との対決を決意する…。
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#石井岳龍#染谷将太#綾野剛
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1 comment
豊田利晃監督かと思ったら!平成ロックの少し懐かしい感じもする良い作品ぽいですね。