第72回NHK杯戦準々決勝ハイライト　藤井聡太竜王 VS中川大輔八段　NHKテレビ将棋トーナメント

いやー、中川八段も大ベテランの年代でありながら持ち前の経験を生かしてあと一歩までいきましたが、飛車の横利きを止める６六歩ができなかったのが悔やまれますね。
その前の時点で中川八段に形成が振れていたので、最善手を指していれば藤井竜王としても苦しかったでしょう。
最善手を逃して藤井竜王にまた形成が振れてからはもう独壇場と言わんばかりの追い詰めが見事でしたね。
年度内早指し戦四冠にまた一歩近づいていて、今後はタイトル戦やA級順位戦の合間に準決勝や勝てば決勝の収録があろうかと思いますので３月末までまだまだ試練が続きますが、新たな伝説を刻んでいただきたいですね。

藤井君は早指しに隙があるということか🤔

藤井竜王が先手だし、圧勝するのかな・・・と思っていたら意外な接戦になりました。
中川八段には失礼ですが、善戦健闘でしょう。
後手35歩から34金は、NHK杯で灘九段が真部さん相手に指して負かしたのを覚えています。

早指し戦ならまだ藤井竜王を倒せるチャンスはあるって勝負でしたね。中川八段惜しかった。長時間戦の先手番藤井竜王には勝てる気がしない昨今ですが、人対人の勝負にはドラマがあって面白いです。AI評価値が可視化されて、一局の中にも何回も見せ場シーンがあるのが分かって見世物としての将棋の魅力が増した気がしますね。中川八段お疲れさまでした。

6六歩は、浮かばない。中川先生大健闘でしょ。それにしても先手番の藤井聡太さんは、強すぎます。

中川先生としては、☖3一銀も活用して厚みを増したかったところですが、上がる前に藤井竜王が「させませんよ？」と言わんばかりに金銀のコンビネーションであっという間に上部を制圧してしまいましたね。
あの銀を無力化したのが大きかったと思います！

中川八段の独特の構想で先手藤井竜王の飛車が閉じ込められた形になったが、評価値は先手有利。解説の谷川永世名人は研究ではない事に
言及し、竜王の対応力に感心してました。ところが69手目で竜王が７六の銀で桂取りからの流れで評価値が大きく動き、一瞬五分になった
が、中川八段が５五馬と角を取り藤井竜王は助かったという感じで飛車で馬を取って５五の攻防は収まりました。本当に危なかったですね。
流石中川八段という金を使った攻防に利かした手などを連発して一時は危うくなった時に、中川八段に失着が出て助かり、その後は着実に
攻めて４四に逃げた玉に２二馬と王手を掛けて、ここで投了。見ていて思わず焦ってしまうような状況で助かるというラッキーな面もあり
これであと２勝で初のNHK杯優勝になりそうです。いやぁ、冷や汗を欠かされた将棋でした。

感想戦▽6六歩のところで、藤井竜王は同歩ではなくて▲６四桂と銀を取る順を選び、以下一例として▽6五銀、▲7三角、▽4一玉、▲8二角成、▽7六銀と飛車交換する指し手を示していましたが、素人目には後手逆転とまでは言えないような気がしましたが、どうなんでしょうかね。

羽生ー中川のNHK戦での一局。頓死で有名になった中川先生。2007年の事だから16年前になる。中川八段。一線級にいるのが嬉しいですね。

66歩なら勝てたのかぁ
(´д｀|||)飛車を取れば勝てたかも、しかし谷川先生は藤井さんびいき？((((；゜Д゜)))これでもかと何回も
藤井さんばかり誉めて
嫌だった(ToT)中川さんも誉めてあげて(涙)

中川先生の唯一？とも言っていい逆転のチャンスの△6六歩の変化をもう少し掘り下げてもらえたらよりありがたかったです

いつ右ストレートが飛び出すかひやひやしてましたが不発に終わりました。
どこが敗着かさっぱりわかりませんでした。