☆テーマ
イントロダクション
映画『不死身ラヴァーズ』
企画の経緯、10年という時間
大野敏哉との脚本執筆、意識したこと
メインキャスト、キャスティングの背景
松居大悟監督の演出、佐藤寛太への演技指導
“走る”シーン
“とんでも”演出
“消える”演出のポイント
縁側でのシーン
松居大悟監督にとっての『不死身ラヴァーズ』とは
今後の作品
☆イントロダクション
「ちょっと思い出しただけ」の松居大悟監督が、高木ユーナの同名コミックを実写映画化したラブストーリー。
長谷部りのは幼い頃に出会った甲野じゅんを運命の相手だと信じ、彼のことを忘れらずにいた。中学生になったりのはじゅんと再会を果たし、後輩で陸上選手の彼に思いを伝え続けるが、ついに両思いになった瞬間、彼はこつ然と消えてしまう。しかも彼がこの世に存在しなかったかのように、誰もじゅんのことを覚えていないという。その後もじゅんは、高校の軽音楽部の先輩や車椅子に乗った男性、バイト先の店主など別人となって何度もりのの前に現れ、両思いになると消えるという不思議な現象を繰り返していく。それでも諦めないりのの真っ直ぐな思いは、やがて奇跡を起こす。
「衝動」の見上愛が主人公りの役で映画単独初主演を果たし、「正欲」の佐藤寛太が運命の相手じゅんを演じた。シンガーソングライターの澤部渡によるソロプロジェクト「スカート」が主題歌と劇伴を担当。
☆スタッフ
監督 / 松居大悟
出演 / 見上愛、佐藤寛太、落合モトキ、大関れいか、平井珠生、米良まさひろ、本折最強さとし、岩本晟夢、アダム、青木柚、前田敦子、神野三鈴ほか
☆監督紹介
1985年11月2日生まれ、福岡県出身。
劇団ゴジゲン主宰。12年、『アフロ田中』で長編映画初監督。枠に捉われない作風は国内外から評価が高く、活動は多岐に渡る。「バイプレイヤーズ」(TX)シリーズを手掛けるほか、J-WAVE「RICOH JUMP OVER」ではナビゲーターとして活躍、20年には自身初の小説「またね家族」を上梓。映画『ちょっと思い出しただけ』(22)は、男女のほろ苦い恋愛模様が多くの観客の共感と反響を呼び、大ヒットを記録。ファンタジア国際映画祭2022で部門最高賞となる批評家協会賞、第34回東京国際映画際にて観客賞とスペシャルメンションを受賞した。
2 comments
走らせ監督、日本のジムジャームッシュだと思ってたら、ポールトーマスアンダーソンだったw
松居監督人間的に大好きです。本作は大好き、映画館でまた見たいです。「悪は存在しない」とは対極。どっちも凄いと思う。折田さんのMCも好きです。