Home » Celebrity » Male Entertainer » 『ストーカー 逃げ切れぬ愛』本家読売限定 開始30秒前の「このあとすぐ」予告30秒CM(第6話版)+ED提供テロップ+CD抽選告知あり 1997年2月)

『ストーカー 逃げ切れぬ愛』本家読売限定 開始30秒前の「このあとすぐ」予告30秒CM(第6話版)+ED提供テロップ+CD抽選告知あり 1997年2月)

by MOEPPP



RNC再放送枠『ストーカー 逃げ切れぬ愛(1997年)』第6話OP+ED次回予告の提供ノンテロップ版(本放送時CD抽選告知を公共広告機構に差替え)はこちら!

1996年に徳島県でサンテレビ『聖闘士星矢(アスガルド編最終回)』が映った時のローカルCM(ホテルニューアワジ+イボコロリ+デイリースポーツ+四万十川100キロマラソン放送告知CMはこちら!

岡本真夜『宝物』発売告知CM(1999.2.10 発売前・タイアップクレジットあり+発売後)はこちら!

先週↓で更新済動画でお約束した「ストーカー 逃げ切れぬ愛」の本家読売テレビ限定の、本編開始直前30秒前から流れた「このあとすぐ」告知30秒CMの第6話版です!

なおこの時にはEDテーマのCD抽選告知があり、↓で同時更新のRNC再放送版では、見事に公共広告機構で上書き差替えが行われていますので、比較も兼ねて是非ご覧下さい!

改めて今作を解説をさせて頂くと、当然この作品は当時社会現象となっていた「ストーカー」を描いたものです。

この同クールには赤坂局の方でも「ストーカー 誘う女」(陣内孝則・雛形あきこ等出演)がありましたが、こちらはあくまでもかの有名な”「大映テレビ」的演出”※で、かなりツッコミどころ満載だったので、よりリアルに「ストーカー」というものがどういうものか?を描いたのは断然こちらの方です。

※山口百恵さん主演の一連の「赤いシリーズ」や堀ちえみさん主演「スチュワーデス物語」、杉浦幸さん主演「ヤヌスの鏡」などで見られた、あからさまに大げさに+あえてわざとらしく演じる「大映テレビ」独特の演出を指します。

今で言えばもうSNSで総ツッコミを受ける事間違いなしで、今でもその数々のネタは語り草となっています。

この作品が秀逸だった+読売テレビ制作枠連ドラでも断然好きなのかといえば、当然キャストの妙や、主題歌・BGMなど多岐に渡りますが、

「ストーカー役に”医者という権威”を充てた」「日本人が本来持つ醜さを炙り出し絶対にこうなってはならないという教訓すらも得る事ができる」点でもあります。

この渡部篤郎さんが怪演し続けた「三枝」という男は医者で、世間一般的には崇められる様な職業で、決してストーカーをしそうな人には当然見られません。

が、実態は誰であってもこの様な「一方的+勝手際まる愛情表現」しかできないような危険・哀れな人間になり得るのだ、という警告でもあり、教訓でもあるのです。

まさに日本が戦後陥ってきた「思考停止を数多く量産してしまった義務教育や詰め込み教育の最大限の弊害」とも言えると思います。

この「ストーカー 逃げきれぬ愛」などの様な作品を、単に「三枝が怖い・海が可哀想」とだけ短絡的に見るか、

「いや誰でもちゃんと子供の頃から無条件の愛情を正しく受けなければ、誰であろうが医者であろうが何だろうがストーカーになり得るのだから、気をつけなくては」と自らへの教訓とするか、で相当この作品への評価が違ってくると思います。

この第6回の↓のRNC再放送版の方では、あえて残している是非見て欲しいハイライトの海(高岡早紀)のセリフに「あなたなんかに、絶対に心はあげない!」と強く言い放つ場面があります。サムネでも採用した場面です。

このセリフは当時も強く響きましたが、まさに今この4年間の狂ってしまった日本社会においても、非常によくピッタリと色んな場面に当てはまります。

皆さんに言いたいのは、これから日本社会で「理解不可能な理不尽な事が起こり続ける事はほぼ確定」ですが、どんな理不尽な事を自分の身に受けようとも、絶対に「自分自身を大事に」してください。

どんな事があろうとも「絶対に他人に心を、自分を奪われないように強く自分を保つ」事です。いずれそれが身にしみる時が遅かれ早かれやってくるでしょう。

#高岡早紀 #渡部篤郎 #井上晴美

You may also like

Leave a Comment