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<衛星劇場2024年06月>劇場への扉~素晴らしき演劇の世界~ 舞台「う蝕」 テレビ初放送 30秒予告

by MOEPPP



横山拓也×瀬戸山美咲の強力タッグで立ち上がる、男性6名の実力派キャストが織り成す濃密な不条理劇を、衛星劇場にてテレビ初放送でお届け!

❒ 舞台「う蝕」
6月16日(日) 後 5:00~ テレビ初放送!

立場や事情の異なる人々の葛藤を対話中心に描き出す作劇に定評のある横山拓也と、公共劇場から商業演劇まで幅広く活動し今最も勢いのある劇作家・演出家のうちの一人である瀬戸山美咲の強力タッグがついに実現!
フランツ・カフカ、サミュエル・ベケット、別役実の作品をモチーフの参考として濃密な会話劇を練り上げ、坂東龍汰、近藤公園、綱啓永、正名僕蔵、新納慎也、相島一之という実力派の俳優6名が、被災した島で遺体の身元確認のため集められた歯科医師たちをめぐる不条理劇を創出します。
シアタートラムの空間ならではの凝縮された会話劇を是非ご体感ください。

<あらすじ>
小さな漁村、沈丁花が見事に咲く瑞香院という神社、あとは海沿いのささやかな温泉があっただけのコノ島が、25年前のリゾート開発でおかしなデザインのホテルが建ったり、温泉施設ができたり、本土との定期連絡船が設定されたり、随分様変わりした。
そのことが直接関係あるわけではないだろうが、コノ島を「う蝕(しょく)」が襲い、島のあちこちを陥没させて、たくさんの人を飲み込んだ。
この地盤沈下のような現象を「う蝕」と言い出したのが誰なのかは不明だが、まるで虫歯がジワジワと侵食してくるように、地面にポッカリと穴を開けていく。
犠牲者の身元判明のために集められた歯科医師たちがいる。コノ島に移住して歯科医院を開業している根田(新納慎也)、本土からやってきたこだわりが強い歯科医師の加茂(近藤公園)、臨床実習で加茂に世話になったという木頭(坂東龍汰)の3人。彼らが歯科治療のカルテを使って、犠牲者の歯の状態と照合していく作業を進めていこうとしていた矢先に、2回目の「う蝕」がやってきた。遺体安置所や避難所までもが穴に沈む。またいつ次の「う蝕」にやられるかわからない危険性もあったので、コノ島に全島避難指示が出された。
まだ自分たちの仕事は終わっていないと、ここに留まることを選んだ歯科医師たち。そこに、役人の佐々木崎(相島一之)と、2度目の「う蝕」のニュースを聞いて居ても立ってもいられなくなった派手な出立ちの歯科医、剣持(綱啓永)が本土からコノ島に渡ってくる。
土砂を掘り起こす土木作業員が来てくれないことには、今、彼らにできる作業はなにもない。しかし、作業員たちは待てど暮らせどやってこない。現れたのは、思わせぶりに白衣をまとった久留米(正名僕蔵)という男。彼は言う。「この中に、ここにいるべきではない人間がまざっている」
(2024年2月10日~3月3日 シアタートラム他)

※本編終了後には、演出の瀬戸山美咲、出演の坂東龍汰、近藤公園のアフタートークも放送!

舞台「う蝕」 を観るには? ⇒ https://www.eigeki.com/news/605
番組を観るには?(衛星劇場の視聴方法)⇒ https://www.eigeki.com/page/howto

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