秋田市で制作された2作品を含むオムニバス映画「MIRRRORLIAR FILMS Season5」は令和6年5月31日より2週間限定劇場公開!その後は全国カラオケ店舗やドコモの動画配信サービスLeminoで配信決定!
秋田市のAL☆VEシアターで行われた「MIRRRORLIAR FILMS Season5」舞台挨拶と、上映後のインタビューを秋田市の大学生が行いました。
【撮影・編集】Miki Tamura(秋田公立美術大学3年)
【公式HP】https://films.mirrorliar.com/
【秋田市HP】https://www.city.akita.lg.jp/iju-teiju/1021674/1039762.html
オムニバス映画「MIRRRORLIAR FILMES Season5」は、令和5年夏に秋田市で撮影された竹中直人監督「たてこもり」大橋裕之監督「変哲の竜」の2作品と、横浜流星主演映画「MIMI」、そして公募3作品の計6作品で構成されています。
■秋田市の大学生やクリエイターを育成するプロジェクト
令和5年。秋田市はクリエイターの発掘育成を目的とした「MIRRORLIAR FILMS(MLF)」と連携し、企業版ふるさと納税を財源とした、映像制作を通じて学生や若いクリエイターの挑戦を応援するプロジェクトをスタート。「MIRRORLIAR FILMS Season5」「MIRRORLIAR FILMS Season6」で、著名クリエイターと大学生たちが秋田市を舞台にした6つの短編映画を制作しました。
■Season5について
令和5年7月、竹中監督作品の撮影直前に大雨による被害を受けた秋田市。東京の撮影チームが直後に秋田市入りし、秋田市の実行委員会とともにロケ地の復旧を目指してボランティア活動を行いました。
東京と秋田市をつなぐチームの絆と、ロケ地や周辺の皆さんの協力により無事、8月には大橋組、竹中組の撮影が行われました。秋田市の大学生も撮影補助として参加し、一流クリエイターの空気感や技術を間近で体感しました。
■参画屋の仔羊たち
その後、9月には大橋組・竹中組に参加した学生たちが映画のプロから映画制作を学ぶワークショップを開催し、秋田市新屋を舞台とした短編映画「参画屋の仔羊たち」を制作。シナリオ制作のネタやロケ地探し、撮影当日には監督・撮影・出演等の体験、そして作品ポスターのデザイン・制作なども行いました。
作品の舞台となったのは、秋田市新屋に実在する「参画屋」という古民家をリノベーションした建物にある器のお店。学生たちが新屋のまちを歩いて脚本のタネとなる地域資源を探し、実際に新屋駅に設置されている「ナヤミキクヨノート」から着想を得たストーリーです。
個性に悩みながらも成長する登場人物は、一つの作品に真剣に取り組む秋田市の若者たちの姿に重なります。そんな学生のフレッシュな感性が光る「参画屋の仔羊たち」は、令和6年5月25日には「日本デンマーク映画祭」でワールドプレミア上映され、海外進出。今後は、動画配信サービスLeminoや全国カラオケボックスでの配信が決定しています!
■Season6の展開について
令和5年11月からスタートしたSeason6では、小栗旬監督、浅野忠信監督が参加し、学生も両監督の制作現場を経験。また、学生が参加する映画制作ワークショップ作品は、ササハラハヤト監督を講師に迎え、秋田市南通を舞台にシナリオのアイデア探しやロケ地選びに参加し、映画に登場する美術・小物の制作、撮影補助などを行いました。
Season6作品は、令和6年秋に公開予定。お楽しみに!