『ワンダフルライフ』は、2004年4月13日から6月29日まで、フジテレビジョン系で火曜日21:00 – 21:54に放送されていた日本のテレビドラマ。主演は反町隆史で同枠では『ダブルスコア』以来である。全12回。初回のみ10分拡大の21:00 – 22:04。最高視聴率16.3%。平均視聴率12.5%。
干されてしまった元プロ野球選手が、とある商店街にある成績不振の少年野球の監督を務めるストーリー。
なお、同局で2014年4月から9月まで放送されていた同名のトーク・バラエティ番組とは無関係。
キャスト
桐島 明 – 反町隆史
この作品の主人公。プロ野球チーム、東京パイレーツの四番打者であり「奇跡を呼ぶ男」と言われたスーパースター。昭和46年8月10日生まれ(第一話の離婚届より)。背番号は23。右投げ右打ち。高校時代はエースで四番だった。
シーズン40本のホームランを出すなど、バッティングセンスは超一流だが、金と自分のプレイのことしか考えないなど、人間としては最低であり、家族もファンもチームも大切にしない自己中心的な性格。息子の誕生日にも愛人と過ごしたことを妻に大激怒されて、その時の喧嘩で転倒して肩を負傷してしまい、選手生命を絶たれた。家や私物なども慰謝料として差し押さえられ、今まで未払いだったツケばかりがたまり、無一文となってしまう。その折に廃止の危機に直面していた少年野球チーム「桃の木ジャガーズ」の監督要請の仕事が入る。プライドが傷つきながらも金のために赴いたが、次第に彼らの事を大切な教え子として見て行くようになり性格にも変化が表れ人間としても大きく成長していく。
伊佐山 みずき – 長谷川京子
この作品のヒロイン。弁護士を目指しながら学問塾「智学ゼミ」で講師をしている。両親は五年前に海外に出張したときに事故で他界した。
妻坂 正義 – 八嶋智人
桐島の代理人。一度は落ちぶれた桐島を見限り、Jリーガーの代理人を務めたが、横領をしたことで資格をとりあげられ、自身も落ちぶれてしまう。七回目の受験で司法試験に受かった苦労人弁護士。
妻坂 憲明 – 小林勝也
妻坂の父。落ちぶれている息子に愛想がつきたが、身を固めた方がいいという考えを持ち、縁談を進めたが、ミカを愛している妻坂に反対されたことで破談し、勘当した。しかし、最終的には妻坂の意思を認めたようであり、桐島が選手として復帰した試合に妻坂と共に応援をした。