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『1リットルの涙』1話|1 Litre of Tears 2005 Full HD #720p

by MOEPPP



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『1リットルの涙』(いちリットルのなみだ)は、木藤亜也の同名のノンフィクション書籍を原作とし、2005年10月11日から12月20日までフジテレビ系の「火曜21時」枠で毎週火曜日21:00 – 21:54[1]に放送されていた日本のテレビドラマ。主演は沢尻エリカ。

フジテレビが2005年秋、涙と感動を贈るヒューマンドラマとして制作した。

オープニングは、亜也が書いたと思われる日記の上にくしゃくしゃに丸められた1枚の紙が広げられ、その上に涙がいくつも落ちて、ドラマのタイトルが浮かんでくるというもの。その後、1冊のノートに見開き2ページ分の寄せ書きが映し出される。内容はいずれも励ましのメッセージである。

ストーリーの大まかな流れは第1話から第8話までが亜也が脊髄小脳変性症を発症し、明和台東高校から養護学校へ編入するまでの1年間の彼女とその家族の葛藤、第9話が養護学校での生活、第10話が養護学校を卒業してからの自宅療養や入院生活での彼女の苦悩、最終話では彼女が成人し、亡くなるまでの数年間が描かれている。

エンドロールでは、教室や病院の診察室といった、放映したエピソードにまつわる風景や野の草花や空を映した写真とともに、木藤亜也の在りし日の写真が映し出される。また、第7話から、亜也が書き残した文章が原文のまま、テロップで紹介されるようになった(※第6話までは彼女が遺したノートにつづられた文章を映していただけだった)。最終回のエンドロールでは、ドラマのメインテーマにあわせて家族の近況も紹介された。

主人公・亜也の学校の合唱の課題曲として、レミオロメンの「3月9日」が使用され、同曲をオリコンチャートランク外から再びランクインさせた。同じく挿入歌の「粉雪」も最高2位を記録。

日本PTA全国協議会のアンケートで、調査対象の小学5年生保護者、中学2年生保護者ともに2005年度の「子供に見せたい番組」の第1位に輝いた。オリコン集計の『2005年ドラマ満足度ランキング』では『電車男』、『ドラゴン桜』、『野ブタ。をプロデュース』をおさえて第5位に輝いた[2]。

2020年11月に行われ、300人が投票に参加した「今まで見た中で一番号泣したドラマランキング」では、『コウノドリ』や『大恋愛〜僕を忘れる君と』を凌ぎ1位を獲得した[3]。

オフィシャルホームページには、放送中に賞賛や感謝の言葉など書き込みが多数寄せられ、回を追うごとにその数も増え続け、フジテレビ連続ドラマのホームページ史に残る投稿数となった。放送終了1年以上を経てもアクセスが途絶えることなく多くのメッセージが寄せられた。

父親役の陣内孝則や母親役の薬師丸ひろ子らベテラン陣はもちろん、ドラマ初主演となった沢尻エリカを筆頭に恋人役の錦戸亮、妹役の成海璃子、弟役の真田佑馬ら若手陣の演技力評価を(さらに)高める作品となった。特に沢尻はこのドラマで大ブレイクした。

香港では2006年10月15日から同年12月30日まで放送され、2007年4月5日にスペシャルドラマ(フジテレビ系)として、亜也の死から半年後について描かれた。詳しくは、後述の「#1リットルの涙 特別編〜追憶〜」を参照。

2018年には、トルコでリメイク版が制作された。

原作 – 木藤亜也
脚本 – 江頭美智留、大島里美、横田理恵
音楽 – 上田益
合唱シーン指導 – 富浦元公
演出 – 村上正典(共同テレビ)、木下高男(ベイシス)
主題歌 – K「Only Human」(ソニー・ミュージックレコーズ)
挿入歌 – レミオロメン「粉雪」、「3月9日」(ビクタースピードスター)
ストーリー構成 – 大島里美
企画 – 関谷正征(フジテレビ)、中村百合子(フジテレビ)
プロデュース – 貸川聡子(共同テレビ)
アソシエイトプロデュース – 小椋久雄(共同テレビ)、江森浩子 (プロデューサー)(共同テレビ) ※声優とは無関係
制作 – フジテレビ、共同テレビ

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