男子バレーボール・フラーゴラッド鹿児島　初のホーム公式戦に向け気合い十分！　鹿児島・日置市（2023.2.16）

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２０２３－２４シーズンからバレーボール・Ｖ３リーグに参戦する男子バレーボールチーム・フラーゴラッド鹿児島が２月１８日、ホームの鹿児島県日置市で初めて開かれる公式戦に臨みます。新入団選手も加わり、練習に励むチームの様子を取材しました。

大会を１０日後に控えた２月８日。選手たちが体育館に集まってきました。

バレーボールのクラブチーム、フラーゴラッド鹿児島。２０２３年秋からＶリーグの３部・Ｖ３に参戦する県内初のＶリーグチームです。現在、大学生から社会人まで１８人が所属しています。

チームは全国６人制バレーボールリーグ総合優勝大会のブロック予選を勝ち抜き、１８日には九州代表としてホームで初めての公式戦を迎えます。

フラーゴラッド鹿児島　坂元健人キャプテン
「今回の大会はＶリーグ参入前最後の大会になるので、もちろん優勝を目指して頑張りたい」

フラーゴラッド鹿児島が誕生したのは、２０２１年４月。鹿児島県日置市をホームタウンに活動し、定期的にバレーボールスクールも開いています。

日置市とタッグを組み、レシーブ体験というユニークなふるさと納税の返礼品も考案しました。

このような地域に根ざした活動が評価され、２０２３年秋からＶ３リーグに参戦するフラーゴラッド。チームには鹿児島県出身選手も所属しています。

奄美大島・宇検村出身の津田大地選手。高校時代には強豪として知られる鹿児島商業のエースとして活躍し、Ｖ２のクラブチームで３年間プレーした、元Ｖリーガーです。

津田大地選手
「地元でまたバレーができることをとてもうれしく思っているので、しっかり自分の精一杯のプレーを見せていきたい」

キャプテンの坂元健人選手は垂水市出身で、高校時代にはエースとして川内商工を初の春高全国大会へと導きました。

坂元健人選手
「自分の出身県で試合ができることに感謝して、コロナ禍で有観客でできることにも感謝して大会を楽しみたい」

２０２３年、新たに加入したフレッシュな４人も地元初の公式戦に向け意気込みます。

山本悠平選手
「地域に応援されるチームを目指してもっと上の高いところを目指してやっていきたい」

森北斗選手
「フラーゴラッド鹿児島を強くしていって九州でバレーがしたいなと思ってくれる人がいたらいい」

練習では速攻や時間差攻撃など、すでに息の合ったコンビプレーを見せていました。

坂元健人キャプテン
「年齢が若いので若さを生かしてアグレッシブに試合を展開していけるようなチームを作っていきたい。Ｖ３リーグを１年で突破して、最終的にはＶ１リーグ日本一を目標に頑張っていきたい」

いよいよ１８日、ホームで初めての公式戦を迎えるフラーゴラッド鹿児島。県内初のＶリーグチームがついにそのベールを脱ぎます。

大会は５チームの総当たり戦で、上位２チームが３月に栃木県で開かれるグランドチャンピオンマッチに出場します。

ＫＴＳでは、ＨＰやアプリなどで試合の模様をライブ配信します。ぜひご覧ください。