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高校野球 センバツ 高知が履正社に勝利 大会6日目 第3試合 | NHKニュース 2023年3月24日 | #NHKニュース

by MOEPPP



高校野球 センバツ 高知が履正社に勝利 大会6日目 第3試合

センバツ高校野球、大会6日目の第3試合は高知高校が大阪の履正社高校に3対2で勝って3回戦に進みました。

高知は2回、フォアボールなどで満塁のチャンスを作り相手のワイルドピッチでランナーがかえり、ノーヒットで1点を先制しました。

3回に同点に追いつかれ、8回に1点を勝ち越されましたが、そのウラ、この試合初めてのヒットと2つのフォアボールで満塁のチャンスを作り、3番、高塚涼丞選手がしぶとく内野の間を破る2点タイムリーヒットを打って逆転しました。

投げては3人のピッチャーがいずれも徹底して低めを突く丁寧なピッチングで履正社の強力打線に1本も長打を許さず、高知が3対2で勝ってセンバツでは10年ぶりに3回戦に進みました。

履正社は、公式戦初先発の福田幸之介投手がフォアボールを出しながらも7回まで相手打線をノーヒットに抑える粘りのピッチングを見せましたが、去年秋の公式戦のチーム打率が4割近くホームランも9本の強力打線が機能しませんでした。

高知 濱口監督「理想どおりの試合ができた」
高知高校の濱口佳久監督は、「勝つとすれば、接戦に持ち込むしかないと思っていました。選手たちが粘り強く守ってくれて、8回のワンチャンスで逆転できたので理想どおりの試合ができたなと思います」と試合全体を振り返りました。

逆転した8回の攻撃について、「代打の井上が出塁したことで、ベンチが盛り上がって、高塚も追い込まれた場面でセンターに打ち返してくれ、今まで一生懸命バットを振りこんできた練習の成果が出たのだと思います」と話していました。
高知 高塚選手「緊張よりも挑戦という気持ちで打席に」
8回、2アウト満塁のチャンスで逆転の2点タイムリーヒットを打った3番・高塚涼丞選手は「甲子園という大舞台であのようなチャンスはなかなか経験できないと感じていたので、緊張よりも挑戦という気持ちで打席に入りました。それまでピッチャー陣が相手の強力打線を抑えてくれていたので、彼らの期待に応えることができてうれしかったです」と話していました。

千葉の専大松戸高校と対戦する3回戦に向け、「相手は強豪校ですがベスト8という目標を達成するために絶対に勝たないといけないのできょうからしっかりと対策して自分たちの野球ができるように頑張りたいです」と意気込みを話していました。
履正社 多田監督「粘り強さ出せなかった」
履正社高校の多田晃監督は「バットを思い切り振ったり、積極的に盗塁したりと、元気よく試合に臨めていたと思います。一方で守備のミスから失点したり、最後のチャンスで1本打つことができなかったり、粘り強さを出せませんでした」と試合を振り返りました。

また、今後に向けて、「強い投手と対戦すると、追い込まれてからの最後の1本が簡単には打たせてもらえないので、どんな球にも対応できる力を身につけて、チーム全体としてレベルアップしていきたいです」と話していました。
履正社 森澤選手「いつもどおりのプレーできなかった」
履正社高校のキャプテン、森澤拓海選手は「堅さもあって自分たちのいつもどおりのプレーができませんでした。大事なところで1本が出せず、勝負強さの面で差が出てしまったと思います」と試合を振り返りました。

そのうえで、「大事なところで1本打てるよう、日頃の練習からもっと意識していきたいです。また、いつまでも下を向いている訳にはいかないので、夏に向けてチーム全員で、また1から取り組んでいきたいです」と意気込みを語りました。
高知 履正社打線を徹底的に研究 終盤の逆転呼び込む
高知は事前に履正社打線を徹底的に研究。登板した3人のピッチャーが、大会屈指の強力打線を2点に抑え、終盤の逆転を呼び込みました。

履正社は去年秋の公式戦のチーム打率が4割近いうえ、10試合でホームラン9本、1試合平均得点が9.6点と強力打線が持ち味のチームです。

高知は履正社との対戦が決まったあと、去年の秋の公式戦の映像をできるかぎり入手し、各バッターごとに徹底的に研究したといいます。

そして相手の打線が、スライダーなど横に曲がる変化球に強い選手が多い一方で、縦の変化には弱点があることやスイングスピードが速いぶん、高めのボールに手を出してくる傾向があると分析しました。

この分析をもとに濱口佳久監督は、登板するピッチャーについて、いずれもストレートに力があり、縦の変化球を決め球に使えるピッチャーを選びました。

3人のピッチャーは、いずれも意図的に高めのボールゾーンに力強いストレートを投げ込んで詰まらせたり、高めを見せたあとにスプリットなど縦の変化球を徹底して低めに落として打ち取ったりと、高低をうまく使った配球で強力打線を封じました。

結果的に8本のヒットは打たれたものの長打は一本もなく、失点を最小限に抑えたことが終盤の大逆転につながりました。

濱口監督が「きょうは研究の成果が出て、長打を許さず失点の場面でも一気に複数得点を与えなかったのが勝因です」と話した一方で、履正社の多田晃監督は「相手のバッテリーの配球に上回られた」と脱帽しました。

劇的な勝利を収めた高知の3回戦は、今大会注目ピッチャーで初戦も完封した平野大地投手を擁する専大松戸高校との対戦に決まりました。

濱口監督は「次はピッチャーの研究が大切になってくると思うので、これから平野投手のピッチングをしっかり研究して備えたい」と話し、再び相手を徹底的に研究して挑むと意気込んでいました。

#nhkニュース
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2 comments

武内明人 March 25, 2023 - 3:24 am

第95回選抜高校野球大会
高知対履正社🥎
高知が3対2で履正社に勝ったよ😃
高知は強い😄
2回戦突破だね
優勝候補だね

北野圭一 March 26, 2023 - 2:39 pm

履正社は相手打線をよく2安打に抑えたが得点の取られ方が悪かった。

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