知床観光の信頼回復へ　安全対策話し合う協議会が中間とりまとめ発表　知床沖観光船沈没事故をうけ　斜里町

斜里町の方々のお気持ちはわかりますが、日本の観光船全てに対して是正勧告を行われた程の重大事故、その責任逃れしてる桂田誠一氏の謝罪もなくホテルの開業を続けている事｡この事故で知床はとても危険な所であると認識した為、そう簡単には変える事は出来ません。知床に限らず、北海道内の観光船全て危険だと私は認識しました。

私も知床には行きましたし，この事故の前から，観光船で海から知床を見ている人たちは羨ましいと想ったけど，こういうことがおきうるから自分と家族は乗らないことにしていました。地元の小樽でも乗っていません。
理由は，安全対策を全然しない業者はいないけど，知床遊覧船やジェットコースターのような自然の法則をなめている乗り物に関しては人間が完璧に対策できるとはおもえないからです。
観光遊覧船はきっと楽しい忘れがたい想い出となる乗り物ですが存在の理由は遊園地の回転木馬やジェットコースターと同じです。
社会インフラとか公共交通機関ではなく，商売。
鉄道やフェリーや航空会社とは違います。業者はそれで生活しているのでプロというだけで，実際は知床に住んでいる一般の方です。
そう思うのは事故までは知床小型観光船協議会会長を素人・桂田氏にしていたからです。
わたしたちはふつう皇族でも要人でもありません。数千円しか払っていないのに同じ一般人の素人の業者に一方的に完全な安全を要求するのはかわいそうです。遊ぶためにたったの数千円で乗り込んでいって，初めて会う知らない人間に命を保証させる権力はないでしょう。
ライフジャケットを積んでいるということは沈没の可能性があるということ。知床をはじめ北海道の海は瀬戸内海とは違って北の海で，ライフジャケットを着て海に入らなければならない状況になればラッキーにも何人かは助かるとしても基本多くの死者が出ます。
他者の認識や行動を変えるのは簡単ではありません。自分の認識を変え自分にできる行動をとるほうが速くて確実です。
遊覧船は自分で自家用車を運転するのと同じで，信頼回復を要求するのではなく，自分のほうでリスクを理解した自己責任という認識で利用すべきだとおもいます。