事故から１年「判断を複数人でやるのは事故後変わったところ」知床小型観光船　初日の運運航は高波で中止

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ゴールデンウィークを前に、知床では２８日から小型観光船の運航が始まる予定でしたが波が高く初日の運航は中止となりました。

　櫻井靖大記者：「初日の２８日は波が高いため船は港に止まったままです」。

知床観光船協議会によりますと、２８日は波の高さが運航基準を上回り、船に対する横風も強くなることが予想されることから、予定していた小型観光船の運航中止を決定したということです。

知床観光船協議会・神尾昇勝会長「同業者間で運航を見守るという体制を強くしているので、自社の運航便がなくても運航判断には一緒に携わって最終的な判断を複数人でやるのは事故後変わったところ。」

２９日は午前中に各社が乗客を乗せずに船で運航ルートを予め確認し、問題が無ければ午後から運航を始める予定です。

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