知床沖の観光船沈没事故を巡り、国の運輸安全委員会は7日、調査の最終報告書を公表し、国による船の検査が不十分だったことなど国側の責任も指摘しました。
国の運輸安全委員会が7日公表した最終報告書によると、事故の原因は船前方のハッチから海水が流入し浸水が広がって浮力がなくなり沈没したと結論付けました。その上で、国に代って検査を行うJCI、日本小型船舶検査機構の検査体制の問題にも触れました。
事故3日前の検査で、目視のみでハッチが良好な状態であると判断し開閉試験を行わなかったことで、KAZUIがハッチに不具合を抱えたまま出航に至ったとして国側の責任も指摘しています。また、KAZUIの船長が現場海域の気象や海象の特徴などについて必要な知識や経験が無かったと断言。さらに、船の運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長についても、安全統括管理者の立場にありながら船の安全運航に関する知見を持っておらず、その影響は重大だったと強調しました。
国側の検査の不備が事故に繋がったなどと指摘されたことについて松野官房長官は。
松野官房長官:「このような痛ましい事故が二度と起こることがないよう、政府として検査・監査の強化を含む旅客船の安全対策についてハード・ソフトの両面で強化にしっかり取り組んでいく」。
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4 comments
どの要素もそれだけであればこの事故は起きなかった。でもどの要素もそれがなければこの事故は起きなかった。
国側の検査の不備があったとの自己調査では全然足りない。
天下り体質により怠慢な検査が繰り返されていた位まで言及せんとダメだ。
やり直し。
オワコンとオワコン
今まで流れた知床遊覧船カズ1の沈没事故ニュースの中でようやくマトモな判断出来るようになったマスコミってとこだな。
10年前から放置され続けたハッチは毎年毎年注意されながら
社長が『やっときます』。検査官『頼みます』。
船長『社長~これじゃあ水入って沈んじゃうよ』。
社長『ああ分かった分かった』。
翌年の検査官『これじゃ通らないですよ』
社長『ああ後で直しとくよ』
検査官『頼みますね』
こんなやり取りが10年以上続いていた。
海も船も無知な桂田さんは上手く騙されて会社を引き継ぎハッチの事もそう言うもの的にしか認識していなかった。
10年間で唯一ハッチの不備の恐ろしさを知っていたのは先々代の船長くらいなものだろう。
1、忖度の天下り検査官
2、無知に突け込まれて事業引き継いだ社長
3、根拠の無い自信過剰な素人船長
以上3者三つ巴の結果がこうなった。
どれか1人だけでもマトモだったら起きなかった事故である。