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本動画は映画サウンド・トラック作品のオリジナリティを尊重して公開しています。御了承下さい。
本動画は映画サウンド・トラック作品のオリジナリティを尊重して公開しています。御了承下さい。
松竹映画「砂の器」サウンド・トラックより 「宿命」
作曲:菅野光亮 編曲:菅野光亮
●演奏:東京交響楽団
今西は奥出雲へ
吉村は紙吹雪の女を追って甲府へ
さらに今西は伊勢、石川県、大阪、瀬戸内海の島へ
紙吹雪の女を追う吉村
東北弁のカメダを追い続ける今西
この二つの平行線がついに一致する!
それは和賀英良が巨大なRCAホールで観客を溢れさせ、
日本の音楽会注目の「宿命」の発表の日
その交響曲「宿命」が始まる‼
同時に警視庁では和賀英良逮捕に対する捜査会議が始まる‼
大音楽会‼
捜査会議‼
宿命の曲から生まれる映画史上かつてない鮮烈な数々の絵!
かくして―
人間にとっての永遠のテーマ、宿命のクライマックスへ‼
▼野村芳太郎 演出の言葉
「砂の器」は、演出するのに、非常に難しい作品です。
考えてみると、過去の清張もの3本、全てそうでした。
いつもどう撮れば良いのか頭を抱えます。
それでいて、「砂の器」は、橋本さんの第一稿が14年前から、まるで此のシナリオのテーマである”宿命”の如く、なんとしてでも映画化すると、心に決めた作品です。
「砂の器」
▼スタッフ
監督/野村芳太郎
脚本/橋本 忍
山田洋次
音楽監督/芥川也寸志
▼キャスト
今西栄太郎‥丹波哲郎
吉村 弘‥‥森田健作
和賀英良‥‥加藤剛
本浦秀夫‥‥春田和秀
本浦千代吉‥加藤嘉
高木理恵子‥島田陽子
※文、動画写真はレコード{砂の器」サウンド・トラック ライナーノートより抜粋。
23 comments
松本清張氏に原作を超えたと言わしめた日本映画史上に燦然と輝く傑作です🎉。
一度しか見てないけど、ラスト15分で涙が止まらなかった。
この作品がテレビドラマのサスペンスで取り入れられた諸悪の根源です。ストーリの大半を犯人を追いかける側が再現映像をまじえて喋って済ませるという典型的なろくでもない手法の根源です。ドラマでは岸壁などでよくあるパターンです。
何度か見て、いろいろ横から突っ込みたいと思いました。が、すでに完成されていて、涙しか出ませんでした。
映像美、そしてらい病という差別を親子に向けられひたすら歩き続ける後ろ姿。松本清張は原作を超えたと言った。たんなるサスペンス映画ではない人の業を見事に表現した作品。
映画公開
1974(昭和49)年10月19日(土)
(松竹株式会社公式サイトより)
何度もリメイクされているが、やはりこのオリジナルが最も感動的でした。他のは全く心に響きません
封切り時に観ました。高校1年でした。すぐにサントラLPを買いにレコード屋さんに行きました。
この年は、砂の器と…もう1作…サンダカン八番娼館 望郷の2作品が発表され欧州の映画祭をこの2作品が席巻したのを覚えてます。
今でも私は、この2作品が日本の最高傑作だと思ってます。
百回観ても、この映画は百回泣けます。
数年前にTOHOシネマズの午前十時の映画祭で映画館の大スクリーンで見られたけどもう一度見たいなぁ
緒形拳さんの警官も素晴らしかった。名優揃い
こういう映画配信して欲しいのに何処にもない💦
レンタル屋にしかないんだろうか。
何度見ても涙が止まらない
親子の絆 宿命 親は自分の子を守る為なら
嘘もつくだろう自分の命さえ子の為なら
棄てられる
本当に素晴らしい映画
日曜劇場版を見た後にこのⅭÐを買いました。ドラマを見たので映画のほうはタイトルしか知らなかったのがおはずかしいです。
この犯罪の真犯人は“優生保護法”を戦後に成立させた”日本の風土“そのものです。
観たいTVが無い時は灯りを消して聴いてみて下さい。滲みます。
高校1年時、彼女と映画館で観ました 当時 ツッパっていた私は 涙を見られたくない振りをしてましたが きっと彼女はわかっていたのかなあと思います😂サウンドトラック盤も買いましたが どこにあるのかな
なんとも云えない亀嵩へいつか行きます
加藤剛さんのオケ指揮はちょっとナァ…何でなの?芥川さんもいながら…😰
「「松本 清張」原作 「砂の器」 「主題楽曲」」
『昭和』『平成』の『鎮魂曲』とでも言うべきであろうか。 この「歴史」を繰り返してはならない、と心から誓いたい、と思う。(私見)
小職は、「この映画」を在職中(民間企業)の「大阪」での在勤時に、所謂「南」の映画館で観た、従って、「封切り時」ではない。 「観賞中」、何故か涙を禁じ得なかった、記憶が脳裏に残る、はや、何十年前になろうか。
後年、渋谷「Bunkamura」で開催された、「映像」(経年により所謂「デジタル」処理(?)か)、「音楽」部分は「東京フィルハーモニーオーケストラ」演奏による「鑑賞会」を観る機会を得た。
「原作」と異なる場面はあるが、確かに「名作」であろう、が、繰り返すが、かかる「歴史」のあったことは、忘れてはならない、であろう。
関心がある向きには、小職の知る、かつて「NHK」制作、放送の「治療にあたった「某医師」」、「療養所に入所の「某女性」」に焦点を当てた「作品」の視聴をお勧めしたいが、果して、現在も視聴が可能であろうか。
( 一老生 )
折しも2024-01-01に「能登半島沖地震」発生。
この作品に類似した被害者/犠牲者が出ないことを 心から祈ります。
能登半島出身者が 異郷の地より祈念します……🛐
父の影響で何度も見て、見る度に泣ける名作です。
今の俳優さんにはとてもとてもできないような魂の演出が
随所に散りばめていると感じました。
ぜひ映画館のスクリーンで見てみたいです。
ラスト近くの回想シーンはイロイロ凄すぎる
この2人の後ろ姿だけで涙が出てくる。