【もう一度観たくなる！】映画『怪物』の全てがスッキリする解説と考察!!最後 ラストの意味は 校長が孫を轢いたか 麦野が車から飛び降りた訳 放火は星川 最高の伏線 永山瑛太の怪演 是枝監督 カンヌ脚本賞

そーゆー人間が多いってだけで普通の一つになるもんねー

こういう考察ができる人になりたい…

高潔で気品ある初恋。隠れた恋がある、愚かな私を見つけて。最高の言葉…

さけねこさんのMBTIしりたい

嵐と知りながら、2人であの危険な場所に行くのは、2人が心中を決意したのだと思います。

後半のふたりの絡みが美しくて、ずーっとみていたかった。
ふたりは天国へ行ったのかな、それとも、幻、夢だったのかな、そして、希望をもって今頃は現実を歩んでいるのかな。
ぜんぶとらえ方次第。

校長はサイコパス

映画で見れれば他人事だけど
実際に起きたらどうすればええんかわからんよなぁ

麦野母が何度も学校を訪れる際に、なぜあんなにも駐車するのが下手なシーンを入れたのだろう？
映画ってもっと入れたいシーンがいっぱいあって、撮ったけどカットされたシーンがあって、あそこはカットされなかったのだから必要だったのだと思う。
いろいろな場面で麦野母が運転するシーンがあるたびに、下手やなと思わされる。意味があるんだろうけど、わからない。

ヨリ君の父親なんですが、私の知り合いの自己愛性パーソナリティ障害を持つ男性に似ています。綺麗好きで曲がったことが許せない、そしてなによりもLGBTを忌み嫌っています。アル中であることと我が子がLGBTであることは違いますが。愛する息子がゲイであることが許せなさ過ぎてアルコールに逃げているのかなと、私の知り合いと比べて思いました。

素晴らしい考察、ありがとうございました。
この映画を見終わった後に感じる最大の違和感はポスターとの違いです、それに関する私の考察を。

１．なぜ校長が早織、保利と並んでポスターになっているのか。

この映画は早織、保利、湊の３視点で物語が進みますが夫との面会のシーンなど校長しか知らない視点が出てきます。そこから考えると当初は校長を含めた４つの視点で描かれる予定だったのではないでしょうか。校長にはご指摘のように分かりにくいシーンが多くスッキリしないのはそれが理由かと。２回も怒鳴り込んでいる早織にスーパーで微笑みながら会釈できるのはこの校長もまた、周りから正しい情報を隠され全貌が見えていなかったからではないか。そして台風の時に外に出たのは湊との会話で事実を知り今まさに引っ越そうとしている保利に謝るためかなと思いました、保利が湊にしようとしたように。

２．ポスターに描かれている湊と依里について。

呼び止められて振り返っているように見える泥だらけの２人、背景はラストで彼らが走っていた道、保利はともかく早織と校長の背景も同じ森。これは本当は描かれるはずだった４つの視点を収束するようなエンディングがあったのが理由かと思います。楽し気に走る彼らを呼び止める早織、保利、校長、振り返って気が付くとそれは夢で彼は病院のベッドにおり周りで３人が見守っていたというものが想像されます。私の考えでは生き残っていたのは湊だけで依里は･･･、本当の気持ちを伝えたいときは台風だろうが何だろうが伝えにいかないと手遅れになるかもということが主題なのかな、と。

蛇足ながら中村獅童演じる依里の父、彼も実は子供の頃に性同一性障害で悩んでいたのかなと想像します。根拠はまず彼は息子に依里という女の子ともとれるような名前を付け服も女の子っぽいものを買い与えている、花に水をやるのもそうですが彼は感性が女性なのです。そして彼は依里を自分の母親の元に送ろうとしていること。彼もまた母親に豚の脳と言われ虐待を受け無理やり矯正されたため、当初は自分で同じことをやろうとしたが徹底できないので投げようとしている。虐待途中で投げ出して台風の中に出ていくなんで尋常じゃないので、酒を飲もうがもう限界だったのでしょう。それが早織に言われて普通の生活を送ろうとする湊の将来の姿と考えるとものすごい悲しいなと思いました、シングルマザーになりたいの作文もそこにつながるのかと。