Male Actor 不世出のカリスマ俳優… 松田優作さんの生涯を追ったフォトアルバムですです。 by MOEPPP October 13, 2024 October 13, 2024 1 #映画レビュー #映画紹介 #映画解説 #松田優作 #yusakumatsuda #film #movie actorcelebrityfilmmale actormovieyusaku matsuda映画レビュー映画紹介映画解説松田優作 You may also like 新シーズンやん。朝だろうがやるしかない。 11月8日正午、北海道で目黒蓮が雪だるまと一緒に鮭卵寿司を嬉しそうに食べた #目黒蓮 #snowman 【芸能人の秘密の恋愛事情】田中圭の恋愛遍歴 #shorts #俳優 #恋愛 #結婚 #離婚 4 comments @Black_Cat_Kuro October 13, 2024 - 11:23 am 私の師匠の速水亮氏がこのように仰っていました。「優作は裕次郎さんとは対極にある俳優だ。それこそマイナスのエネルギーが爆発した男の典型だ。自分の心の闇と孤独を埋める為に、もがき苦しんだ俳優が松田優作だ・・・それが観客を魅了する。」確かに、松田優作には陰のオーラが、そして裕次郎さんは陽のオーラがありました。裕次郎さんはデビュー当時の作品でもそうですが、井上梅次監督の『鷲と鷹』など、人殺しの役をやっても、陽のエネルギーを発しています。ちなみにこの作品では、三國連太郎さんが裕次郎さんに食われていますね。 Log in to Reply @Black_Cat_Kuro October 13, 2024 - 11:31 am 松田優作、役作りも徹底していて、豪快に見えますが、繊細なところもあったようです。撮影現場でも、一人知らないスタッフがいると、「誰あれ?」とお芝居に集中しずらい一面もあったようです。リドリー・スコット監督の「ブラック・レイン」ではオーディションの時に既に役が完成されており、監督は「彼しかいない」と判断したようです。元々オーディションの話が来た時も「なんで俺が売れてない俳優に混じって、オーディション受けなきゃいけないの?」と断っていたようです。しかし、ある大物俳優がオーディションを受けに行ったのを知り、再度直談判して、受けさせてもらいました。アメリカの俳優の世界は、どんな名優でもオーディションを受けるのが普通ですから、松田優作でさえそのようなスタンスでいるという、演劇界のレベルの違いが見えます。作品を見たデ・ニーロが共演をしたがっていたのも、有名な話ですよね。 Log in to Reply @Black_Cat_Kuro October 13, 2024 - 11:33 am 日本では、彼のような俳優な強烈な個性の俳優は、もう現れないでしょう。アメリカでも、マーロン・ブランドのような常識をひっくり返すような俳優が現れてこないのも、時代の流れですよね。松田優作がみんなに忘れ去られないように、彼の事を語り残すのが、彼のすごさを知っている私たちの、役目です。 Log in to Reply @Black_Cat_Kuro October 13, 2024 - 11:43 am 「人間の証明」良かったですよね。「遊戯」シリーズ「蘇える金狼」「野獣死すべし」、役の幅が広い俳優でした。観る目がない人は「どれも同じように見える」ようですが。「ヨコハマBJブルース」では、歌の上手さも見せてくれました。「陽炎座」「それから」「嵐が丘」「華の乱」等、文芸作品も演じきれる力量も見せてくれました。常に挑戦する俳優でしたよね。ちなみに「家族ゲーム」のラストシーン、受験勉強で疲れて寝ているバックに、ヘリコプターの音が聞こえてくる。これは、これから「受験戦争」へと向かう暗示とのこと。「地獄の黙示録」では、実際の戦争に向かっていましたが、そのオマージュとの事です。 Log in to Reply Leave a CommentYou must be logged in to post a comment.
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私の師匠の速水亮氏がこのように仰っていました。「優作は裕次郎さんとは対極にある俳優だ。それこそマイナスのエネルギーが爆発した男の典型だ。自分の心の闇と孤独を埋める為に、もがき苦しんだ俳優が松田優作だ・・・それが観客を魅了する。」
確かに、松田優作には陰のオーラが、そして裕次郎さんは陽のオーラがありました。裕次郎さんはデビュー当時の作品でもそうですが、井上梅次監督の『鷲と鷹』など、人殺しの役をやっても、陽のエネルギーを発しています。ちなみにこの作品では、三國連太郎さんが裕次郎さんに食われていますね。
松田優作、役作りも徹底していて、豪快に見えますが、繊細なところもあったようです。撮影現場でも、一人知らないスタッフがいると、「誰あれ?」とお芝居に集中しずらい一面もあったようです。リドリー・スコット監督の「ブラック・レイン」ではオーディションの時に既に役が完成されており、監督は「彼しかいない」と判断したようです。元々オーディションの話が来た時も「なんで俺が売れてない俳優に混じって、オーディション受けなきゃいけないの?」と断っていたようです。しかし、ある大物俳優がオーディションを受けに行ったのを知り、再度直談判して、受けさせてもらいました。アメリカの俳優の世界は、どんな名優でもオーディションを受けるのが普通ですから、松田優作でさえそのようなスタンスでいるという、演劇界のレベルの違いが見えます。作品を見たデ・ニーロが共演をしたがっていたのも、有名な話ですよね。
日本では、彼のような俳優な強烈な個性の俳優は、もう現れないでしょう。アメリカでも、マーロン・ブランドのような常識をひっくり返すような俳優が現れてこないのも、時代の流れですよね。松田優作がみんなに忘れ去られないように、彼の事を語り残すのが、彼のすごさを知っている私たちの、役目です。
「人間の証明」良かったですよね。「遊戯」シリーズ「蘇える金狼」「野獣死すべし」、役の幅が広い俳優でした。観る目がない人は「どれも同じように見える」ようですが。「ヨコハマBJブルース」では、歌の上手さも見せてくれました。「陽炎座」「それから」「嵐が丘」「華の乱」等、文芸作品も演じきれる力量も見せてくれました。常に挑戦する俳優でしたよね。ちなみに「家族ゲーム」のラストシーン、受験勉強で疲れて寝ているバックに、ヘリコプターの音が聞こえてくる。これは、これから「受験戦争」へと向かう暗示とのこと。「地獄の黙示録」では、実際の戦争に向かっていましたが、そのオマージュとの事です。