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俳優の長澤まさみ、松山ケンイチが23日、主演映画『ロストケア』(24日公開)の舞台あいさつに登壇した。このほか、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、加藤菜津、柄本明、前田哲監督が集い、撮影中のエピソードなどを語った。
俳優の長澤まさみ、松山ケンイチが23日、主演映画『ロストケア』(24日公開)の舞台あいさつに登壇した。このほか、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、加藤菜津、柄本明、前田哲監督が集い、撮影中のエピソードなどを語った。
原作は葉真中氏の同名デビュー小説で、42人もの人間を殺めた連続殺人犯とその事件を担当する検事が取り調べを通じて対峙し、なぜ彼が大量殺人を犯したのか、真相に迫る社会派エンターテインメント。松山演じる元介護士で連続殺人犯の斯波は、自分のしたことを「殺人」ではなく「救い」だと主張する。対する長澤演じる検事・大友は、斯波の言葉に押されながらも正義を貫き通す。柄本は斯波の父親役を演じた。
1年前のこの日はちょうど撮影中だったようで、撮影中のエピソードをそれぞれ披露。柄本の迫真の演技を間近で感じてどうだったか聞かれた松山は「僕は、柄本佑として現場にいました」と、柄本の実の長男の名前を出すと柄本は驚いたような笑顔を浮かべた。
「佑くんか時生くんかどっちか悩んだんですけど、今回の作品だと佑くんかなと」会場は笑いに包まれたが、MCを務めていた笠井信輔アナは「映画を観れば、多分強烈にわかると思います。私今、笑えませんでした。長澤さんわかる気するでしょ」と松山に共感し、長澤も「そうですね」と同意していた。
対する柄本は「松ケンは、うち家族みんなでファンなんです。初めて会ったときから『この子はどこで見つけてきたの?』なんて聞いてね」と初対面での印象も明かしていた。
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